お亡くなりの日から六日目の晩を逮夜(たいや)といい、宗派によっては逮夜法要を重要視する場合もありますが、最近では初七日の法要は逮夜と合わせて、どちらかの日に営まれる様です。
近親者、親族、場合によってお世話になった友人、知人にもおいで頂き、お寺様による読経、すべての参列者による焼香、その後に茶菓子や精進料理でもてなします。(地方によってはこの日を「精進落とし」として生臭物を使った料理でもてなしたりします)。
お亡くなりの日を一日目に数えて七日目が初七日です。(関西ではお亡くなりの日の前日から数える場合もあります)
お亡くなりの日を一日目に数えて七日目というのは実際には葬儀から三、四日後ということが多く、ご遠方のご親戚のご都合もあり初七日の法要を葬儀と併せて、もしくは葬儀当日の還骨回向の法要に併せて行うことが非常に多くなりました。(付け七日、取り越し初七日などとよばれることもあります)
法要の順序
着席
故人と関係の深い人から前に座るのが基本ですが、葬儀のときとは違いそれほど厳密にする必要はありません。目安として喪主、遺族、親族、友人、知人の順でお座り下さい。
お寺様のお勤め〜焼香
ご焼香は喪主様から順次、席順にてお願い致します。
会食
法要後の会食の際の席順は、最上座にお寺様、続いて故人との続柄の近い順などに、年齢なども考慮してお座り頂く席順を決めます。
※この会食の際は、喪主様は初七日の法要においで下さった方をもてなす立場にありますので、喪主様の席順を下座にする場合もあります。
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